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2021.8.30

日経ビジネス『三重「VISON」、人口減6町で挑む「スーパーシティ構想」に紹介されました』

※記事抜粋※

ヴィソンの全面開業と同日に始まったのは、電動3輪バイクのシェアリングサービスだ。三重県鈴鹿市に工場を持つスタートアップのFuture(東京・港)が開発した、その名も「GOGO!」にまたがり、風を切って走るネーチャードライブを体験できる。


GOGO!は前輪が2つ、後輪が1つで、航続距離と最高時速は30キロメートル(いずれもカタログ値)。ヴィソン内の4カ所に貸し出し、返却ポートを設け、ピンク、ミント、イエロー、ゴールドなど色鮮やかな車体を計50台用意した。使い方は簡単だ。メーター部分のQRコードを専用アプリで読み取れば起動する。


Futureの井原慶子CEO(最高経営責任者)は、元レーシングドライバーで、日産自動車の社外取締役も務める。レーシングカーにも採用されているサスペンションを前輪に採用するなど、レーサー経験を生かして設計した。車体には炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などを使い、自転車並みの軽さを実現したという。


道路交通法上は「ミニカー」扱いで、普通自動車免許があれば、公道も走行できる。既に何百キロも走破したという執行役員の坂田智子氏によると「初めてでも2~3分あれば、楽しく乗りこなせるようになる。環境に優しく、女性にも優しい。スカートでもすごく乗りやすい」。


将来的には近隣の商業施設への導入や、デリバリーサービス、通勤・通学での利用も見込んでいる。

記事ネット版はこちら 日経ビジネス2021.08.30

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00314/082600009/